第26話
翔貴side
「若、今日はもう帰ってお休みください。」
綾人が俺に帰るように諭す
「今日こそ黒蝶を捕える。」
「その様子じゃ無理です。今日は本家からも応援が来ますし、もし現れたら連絡しますので帰ってください。」
「何故、本家から応援が来る?」
「申し訳ありませんが本家には私から報告いたしました。でも報告する前に親父は知っておいででした。」
「ちっ気づいてやがったのかあのジジイ。」
「この町で親父が知らないことはありませんから。それと姐さんが明日お二人で本家に来るようにとのことなので明日11時にお迎えにあがります。」
親父が黒蝶のことを知っているということは他にも情報を知っているかもしれない
明日、本家に行って聞いてみようと思った
車から降りてエレベーターに乗る
この後はどうしようかなんて考えながら玄関を開ける
「おかえりなさいませ。」
驚いた表情で迎える女
女は食事がいるかどうか確認してきたので食べると返事をすると先に風呂に入るよう言われた
シャワーを浴び湯船に入る
ゆっくり湯船に入るのは久しぶりだと思いながら明日のことをどうやって伝えるかを考えた
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