第26話
- - - - - - - - - - - - - - -
「さわもっちゃん。」
休憩室で一人休憩をとっていると、パートの三浦さんが後からやってきた。
「お疲れ様です。お茶、淹れましょうか?」
「ありがとう。水筒飲んじゃう。お米の日だから少しでも軽くしないと。」
そう言ってロッカーから三浦さんは水筒を出した。
三浦さんは私を気にかけてくれる50代の主婦だ。
「娘が誕生日なの。」
「おめでとうございます!今おいくつでしたっけ?」
「24になるから、さわもっちゃんの一つ下ね。」
そしたら松尾くんと同い年だ。
私は友人を思い出す。
「それでね、先週の土曜日、誕生日プレゼントを探しに行ったの。」
「見付かりました?」
「バッグにしちゃった。」
「あ、良いですね!」
私はどんなバッグか聞いたりしたあとだった。
「先先週の土曜日、さわもっちゃん買い物に行った?」
私が松尾くんと行った駅ビルの名前が挙げられる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます