第29話
"命からがら雅の元に来て手当てを受け、そのままなし崩しに居座り、気ままな生活を満喫していた俺は、匿ってる事を雅に口止めしていた。
だから組は俺の所在を把握していなかった"
俺の消息が消えた事に気付いた警察に聴取されても不自由な点は無いよう、俺が教会のベッドで考えていたシナリオだ。
犯人が捕まってねぇ上に、教会でひっくり返ってたなんてバレたら
警察やそれを嗅ぎ付けた奴は教会に向かうだろう。
案の定警察は俺や雅に聴取してきたが、すぐに引き下がった。
今日来たのは協力して貰っていた礼のつもりだ。
「"お疲れ様"ってお前、何してんだ。」
労いの言葉とは裏腹に俺のムスコは雅の手の中。
「何って。…溜まってるでしょう?」
「まだ動けねぇぞ。」
体重を掛けない様跨ぐ雅はTバックをずらして俺を咥え込んだ。
「は。発情期かよ。」
雅は俺を理解している出来たセフレだ。
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