第20話

「…ん、やだ、やめて…」


「なんで拒否ってんの。ヤメたって事実は変わんないのに」


「…でも」


「もう黙っててあげるからさ、素直に感じちゃえば?俺しか見てないんだし」


「…、」


「すげぇ気持ち良さそうだよ、中」




楽しんでいるんだか、素でやっているんだか、誘い込むように言われて困惑する。



確かにそうだ。


変わんない。


そう思う反面、素直に感じたら終わりだとも思う。



そんな気持ちを見透かしたように、ひたすら奥を貫かれた。


何度も。


全く配慮なく欲しがるように奥まで突っ込まれて息が乱れる。

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