第4話
「酔ってんの?」
「酔ってないよ」
「酒飲んだ?」
「飲んでないって」
「なんで俺と?」
「君としたい気分だから」
疑う青年にビシバシ答えていく。
正直、面倒くさいのは要らない。
サクっと行ってサクっと解散。
それが目当て。
相手は誰でも良かった。
危なくなさそうで、それなりに小綺麗な見た目なら誰でも。
この子に声を掛けたのだってそう。
顔がタイプ、それだけ。
だから別に断られたっていい。
それなら次はコンビニの前で座り込んでいる2人組のお兄さん達に行こうと思う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます