第3話
「ホテル行こ」
「ホテル?」
「うん。そう。その辺のラブホかどっか。2人で」
再び、目的を告げてみる。
すると、青年は信じられないと言いたげにクリッとした目を瞬かせた。
緩くパーマの掛かった茶髪に今風の服装。
可愛い顔立ち。
あたしより随分と若そう。
結構好み。
当たり前だけど、青年は不審がっている。
あたしの顔を訝しげにジロジロと見て、まるで危ない女扱い。
でも、その方がいいや。
簡単に誘いに乗ってくる男より安全。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます