第65話
「まさか匿ってくれちゃったり…するんですか?」
「勘違いすんな。どの道ココに放置するわけにはいかねぇからだよ」
ツンデレ入りました!!あざーすっ!!と言いたくなるような台詞を吐き、彼はドアを開けるなり煙草に火を点け歩き出す。
そんな彼に黙って付いて行く私。
月の光もあまり当たらないような裏道に、カラン、コロン、と下駄の音が響く。
白い特攻服の彼と振袖姿の私。
映画の撮影でもしてるんですか?ってくらい非現実的なその組み合わせに、追われている身なのについついボーっとしてしまう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます