第60話

そう。


全日本イケメンコンテストがあるならば、彼は他の美男子達を大差で押し退け堂々の1位。



ホストとして勤めようものなら、連日連夜シャンパンコールが鳴り止まず、テレビ出演のオファーが殺到するレベル。



某アイドルグループに所属した日には、たちまち人気が出て色めきたった熱狂的なファンで溢れかえる。




そう思うくらい彼は綺麗だ。



なんならファンクラブ会員の座を取得し、高いお金を払ってライブ会場の最前列ド真ん中で団扇を持って飛び跳ねたっていい。



というか、飛び跳ねたい。



むしろ、今すぐ飛び跳ねたい。

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