第45話
時々、機材に躓きそうになりながらも、1番奥の窓の下に着き、汚れるとかそんなの一切無視して沢山積み重ねられた木材の裏へ座り込んだ。
中はだだっ広く、端の方に薄汚れた機材が置いてあるくらいで、ほとんど開けた空間になってる。
隠れるには最適。
さすがにお母さんも娘がこんなところに隠れてるとは思わないはずだもの。
虫が出たら嫌だけど、幽霊なら別に出たっていい。
そんなもの存在するなら、お兄ちゃんに会いたい。
会って“こんな場所で1人で何やってんだ”って怒って欲しい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます