第9話
ピュッと教師がホイッスルを鳴らせば、直はゆったりと顔を上げた。
天井に向かって放られたボールに飛び上がって手を伸ばすチームリーダーの2人。
叩かれたボールを直の敵チームがキャッチしたが
次の瞬間ボールが消えた。
ダンダンダンダン
床を凄まじい勢いでボールが跳ねる。
止んだと思えばキュッと踏み込む音
そして宙でその手から見事な放物線を描いたボールは……
…リングの中に。
本人はトンと着地をした途端
「ふわゎぁ、ふぁ、」
間延びした欠伸をした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます