第15話

それから2週間───。




転勤のことは祐希にも健にも誰にも言わずに悩んで悩んで悩みまくった。




その間も父さん達は転勤の準備を着々と進めてて……。




段々近付く別れに胸が張り裂けそうだった。




行くか




行かないか




選択肢は2つ。




でも、答えは半ば決まっているようなものだった。




俺はまだまだ子供で




何の力も無くて




行きたくないなんて言葉は悪あがきみたいなものだった。




でも、俺の気持ちは全然整理がつかなくて……。




悩みまくった末に2週間目の日曜日の朝、俺は祐希の家に行った。

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