第5話

学校に登校した俺と健と祐希。




クラスメイトと話している時に、何気なく教室の扉に目を向けたら祐希と健が教室を出て行くのが見えた。




もうすぐ授業が始まる時間帯なのに。




変に胸が騒いで教室から出て2人を探しに行ったら……。




廊下の一角で健が祐希にキスをしようとしてた。




驚きすぎて時間が止まってしまったかのように固まる。




「ちょっと待って……」




でも、抵抗する祐希の姿が目に映って……




「ダメだよ……」




気付いたら咄嗟に祐希を健から引き離してた。

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