第75話

「ユッキーッ……っと裕也さぁぁぁぁーんッッ。」




昨日会ったばかりなのに、今日も会えるだなんて!




嬉しすぎる。




スーツ姿の裕也さんはやっぱり素敵でいつもより数倍かっこよく見える。




やっぱり、諦めるなんて無理よ。




だってこんなに素敵な人なんてこの先に現れるはずないもの。




裕也さんの周りにキラキラとした輝きが見える。




私、重症かもしれない。




でも、いいの。




裕也さんに一生片想いでもいい。




とにかく好きなんだもん。




私は全速力で裕也さんのもとに駆け寄った。




「裕也さぁーんッッ。」




私は唖然としている裕也さんの胸の中に力いっぱい飛び込んだ。

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