第3話監獄島その2

その島を監獄島呼ぶようになったのか知るものはもう居ない。

それでも、聖と魔の最終決戦の地であることは間違いなかった。これまでもラグナロクの名で戦いが続いてきた。

そのための戦いの場が監獄島なのである。

その中で、5人衆と呼ばれる選抜された個人戦がおこなわれる。

他のメンバーは、観客になり代表戦の観客となる。

ロレーヌやヤナギは5人衆のひとりである。ミハルも頭がはの代表のひとりである。

「ラグナロクも近いし、今日はここまでにしませんか」

ロレーヌの一言でヤナギは戦闘体制を溶くと、闇に消えた。

「私も帰りますか」

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