第一章

第3話

海side




「なぁーん時まで寝てんだ。この寝坊助太郎が」




バターーンッ!!


と壊れんばかりの勢いでドアが開けられ、面倒な奴が部屋に入ってくる。




……。



時計を見れば、まだ朝の6時。




「……ヤンキーがこんな朝早く起きてくるな」



「誰がヤンキーだ。ほら、起きろ」



「……日曜日だぞ?ゆっくり寝かせろ」



























「焼き芋するぞ」


























……は?



コイツ風磨は真顔で何を言ってるんだ?



アホぅな幼なじみのせいで目が覚めた。



焼き芋??

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