第71話

てなわけで、その日はもう遅いからと家に返され。



一夜明けて、翌日。


私達は彼等に言われるがまま学校を休み、2度目ましてだが蒼虎の倉庫に来ている。

ちなみに昨夜の時点で1時限目が始まる頃に車で迎えに行くと言われていたので、学校にはちゃんと休む事を伝えてある。



「高校生としていいのかこれ…?

ってまぁウチの高校緩いしいっか」


「大丈夫ですよ。多分」


「多分って」



軽く話していればあっといむ倉庫に辿り着き。

篠宮に続いて車から出る。




「…相変わらずデカイ」


「コレが、蒼虎の、えと、倉庫…だっけ?

大きいーー!!昨日の夜は暗くてよく分かんなかったし、すごい!!」


ぴょんぴょん跳ねて嬉しそうな美織を見てると、とても癒される。


「さて、志都が先々行ってしまいましたね。

僕等も早く倉庫へ入りましょうか」





「はーいっ!」


「はーい…」

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