第63話
昴と真琴が行ってしまったので、
僕達はそれぞれ支度をして車で学校へ向かう。
あ、車の中で軽く自己紹介はしましたよ。
まぁ。学校へ行く…と言っても、基本的、借りてる(私物まみれの)空き教室でうだうだしてるんですけどね。
学校に着いてから、教室に行こうとする美織さんに姫になってからは溜まり場で過ごすこともあることと、今日は溜まり場に向かってくれと頼む。
「美織さん、巴衛さんは同じクラスでしたね?」
「えっと、はい」
「ありがとうございます」
「先に部屋行ってる」
「分かりました」
「え??」
志都は困惑した美織さんの手を引いて歩き出す。
「美織、行くぞ」
「え、でも…」
「巴衛の事なら澪に任せろ」
「ええ、後で巴衛さんも連れてくので、お先に溜まり場へ向かっててください」
「…それじゃあ、よろしくお願いします…?」
さて、美織さんと志都が去った事ですし。
巴衛さんのいるであろう2-Aに行きますかね。
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