第75話

~深澤、蓮伽ペアの刻









早速、バーベキューの準備を始める事にした








まず、火の準備だ






「蓮伽さん、外で薪拾って来ますね」






「えっ?一緒に行こうかな・・・」




「えっ?!・・・・・ニヤニヤ、一緒に行きますか?」




「・・・・行く。」









可愛すぎじゃない?蓮伽さん。











・・・・・・・落ち葉がいっぱいの裏手にある森を、二人で歩きながら探した






カサッ、カサッ、と乾いた音を踏みしめる感じが心地よかった







「今日は必要以上に疲れましたね」


「そうだね(笑)稲垣さんの事、結構大きかったもんね」


「僕・・・・・結構頑張ったと思いません??ご褒美ください(笑)」


「ふふっ、そうだね、いてくれて助かったよ、・・・夜・・」








嬉しくてたまらず、唇をふさいだ





「んんッ・・・・、夜でいいでしょ.....(笑)」






「ヤダ、今。」






言葉とは裏腹な蓮伽さんの顔







「ん.....っ、キスだけで....我慢できるの?」


「んー...フフッ.....我慢できるかな....んン...ッ」








コテージには中居さんたちがいるのに、色情に正直に息遣いを感じる

夕日の差しこむ小さな森の中で唇をむさぼりあう







・・・・・背徳感。









「やっぱり我慢できないかも・・・・」


「じゃ.....終わり(笑)」







(私も嫌いではない外での情事だけど(照)今は我慢しないとね)






離れかけた時、深澤くんの手が腰に伸びて来た






「あっ.....!ダメだよっ、ぁぁ.....」





そのまま、スカートをたくし上げ下着の中へ指を忍ばせて来た





「クチュ......っ、、、、」





「蓮伽さん、やっぱりビチョビチョだよ・・・・いやらしい匂いがしたもの」







・・・・ばれてしまった






(濡れないわけ、、、、ない....)





いじっちゃダメっ.....これ以上、ダメよ、木を集めて戻ろ.....」






「こんなになっているのに?我慢できない.....」







断りながらも顔が紅潮していて色っぽい・・・・






木にそっと寄りかからせ、足をおもむろに広げて顔を近づけた





〈あぁ....いい香りがする〉






「ん.....っ、あぁっ!!」





薄暗い森に響く蓮伽さんのかすれた声・・・・興奮しない訳がない






「あっ、あっ、ぁぁっ、ぁぁん.....っ!」






「いくら吸っても舐め上げてもどんどん出て来るね、ダメなんて言ってるのに」






「あっ.....あっ........イク.....ッ、」





「早いなぁ(笑)・・・・・いいよ、イって......っ、」






激しめに舌を動かすと、蓮伽さんはいつものように顔に蜜たっぷり擦りつけながら







波打って絶頂を迎えた






「蓮伽さんの顔、見てるだけでイキそうだよ」







やっぱり我慢できず、蓮伽さんの中へ入った






「あぁ......っ!気持ちいい.......っ!」


「あぁ...っ!ダメ......っ、もぅ...気持ち....いいっ....」






静まり返った森の中に、まとわりつく蓮伽さんの蜜の音がかすかにする






〈ものすごい興奮する・・・・あぁ、蓮伽さん......〉






突き上げる律動を激しくするとさらに蜜は香りを増し、どんどん僕を奥へと誘って行く














・・・・・・・・ざわつく森の音と共に大きく声を上げて、蓮伽さんの絶頂を見ながら僕も、昇天した












「夜は、いっぱいしようね.........♡」










〈絶っ対、わざと煽ってるよ〉








わかっていても、毎回のめり込む蓮伽さんの沼







かすれた声で誘う蓮伽さんに興奮したまま、








何事もなかったように枝や木を集めてキッチンへと戻った

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