結いの約束～記憶に残る蜜の香り【北部編】

Make Luv.～やっぱりしたい

第46話

―———幕間―———

「過去から、龍神様には縁（ゆかり）があるんだね(笑)」

「そうだね、私達は龍神様とれんなさまの縁でいにしえから繋がっているんだと思う」

「いにしえか・・・・きれいな言葉だね」

「そうね、雅な感じ？(笑)」

「雅、雅(笑)」

夜も更けて来た

「そろそろ、片づけて部屋に入ろうか」

「あ、蓮伽さん、シャワー浴びて来なよ、僕片づけますから」

「いいよ、一緒にやろうよ」

「いいの、いいの、先、シャワー浴びて」

「そう？・・・ありがとう・・・わかった、じゃ、お先にね」

「はいはーい」

(・・・・・明日の朝ごはんは私が作ろう♪)

・・・・・・さすがに肌寒くなって来たので、室内のバスルームに向かうと

「あ、蓮伽さん外で浴びて？」

「えーなんで？？」

「いいから、湯船お湯キレイにしてあるよ」

「そう、じゃもったいないから入るよ」

「そうして」

・・・・・・変なの

とりあえず、またもや露天風呂へ向かった

(肌寒いけど、気持ちいい)

ふと、思った

(いつから、レンゲさんじゃなくなったんだろう・・・)

・・・・・・

・・・・・・

・・・・一方、片付け中の僕

外のバーベキューを片づけ、寝乱れているベッドルームも小ぎれいにした

蓮伽さんの為にするすべての事が、幸せだ

<サプライズ、喜んでくれるかな.....>

僕も汗を流しにシャワールームへと向かった