第39話

11.鏡に映る蓮の花






「気持ち良かったの.....?ものすごい潮吹いて...」





「ん....、気持ち良かった.....」





そう言いながら喉を鳴らしながら水を飲み干す蓮伽さん





「僕も、気持ち良くてそのまま口の中に....」






「ふふっ、相変わらずマズかった(笑)すごい、いっぱい出たよ、飲んじゃった」





<あ、だから勢いよく水飲んでいるのか>





蓮伽さんの言葉に、ジェラシーを感じる





「相変わらずって、誰と比べてる?」





感情をあらわにしてみるが全く動じず。






「今まで、口に収めて来たモノすべて、と。」





と、一言







「誰が、一番良かった.....?」






と食い下がって見る大人げない僕







「誰だろうね(笑)ごめん....顔にかけちゃったね....ビショビショにしちゃった」




僕の頬を撫で、憂いを帯びた目で口づけた




・・・・・




・・・・・






・・・・何度も何度も、唇を重ねる蓮伽さんに欲情する






「誘ってるの?欲しそうなカオして。」






冷たい目を向けると、





「ん、欲しい.....後ろから、」






四つん這いでこちらをチラッと見る








罪作りなカノジョの欲しそうな顔だ








蓮伽さんのさま・・にすでにイキり立っているモノをあてがった






「あぁ.....っ、」






吸い込まれるように奥へと飲みこまれていく






「ん....、あぁ....、蓮伽さん...、蓮伽さん....、」

「アッ、アッ....、あっ.....っ、んっ、、、、」







ふと前を見るとちょうど姿見がある





・・・・・





「蓮伽さん.....、前見て、、、姿見」






「んん.....っ、あぁ....っ、恥ずかしいけ....ど、興奮す...、あ゛ぁ....ッ!」



「ほら、前向いて、体起こしてごらん」







蓮伽さんの緩い躰が後ろから突き上げる度、鮮やかに揺れる






「アッ、アッ、あっ、ぁふっ、ンふっ、ン.......」






「ほら、前へ行って」






・・・・・・・




促され、ベッドから降りて鏡に手をかける





「見て、僕を咥え込む蓮伽さんが見えるよ」





足をかかげると下から突いているところがはっきりとわかる






いつもより僕も興奮にあおられて、蓮伽さんを乱す







・・・・蓮伽さんは理性が壊れる度、綺麗になっていく

欲望のままに、感情のままに、ボクを咥え込んだまま欲情を解放して





「深澤くん......っ、こ......って....、指でお××××いじって.....っ、、、、」







懇願する一言に、リミットが外れた








前に手を伸ばし、突き上げるリズムで指を動かす







「あぁ....イイ.....っ、もっと、もっと.....もっといっぱい頂戴っ、あぁ.......っ!」








「蓮伽さん....っ、僕.....、そろそろイっていい?、気持ち良すぎて、ダメ....」


「深澤くん....、わ...たしも....激しくして.....」






最後の言葉に、僕はケダモノになった







絶頂の瞬間、崩れ堕ちる蓮伽さんを抱きかかえながら、それでも律動することを止めずに










・・・・・切なく上げる声に、さらに蓮伽さんを乱し、愛おしさで壊して、奥の方で果てるのが僕の幸せ






僕の為に喘ぎ、啼き、狂う美しい花





狂えば狂う程、卑猥で淫靡な花







・・・・・・僕と彼女が溶けあっている

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