第二章 北部の朝【2日目】

第12話

1.まるで夫婦みたい





と、朝からご機嫌でキッチンに立つ





深澤くん。





夢のような朝°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°





嬉しすぎて、

キッチンに椅子を持ち込み調理をする深澤くんを眺める私。






(本当に家事をしなくていいなんて!)





―————―昨日は、ピロートーク中に深澤くんの愛があふれてしまい、二度ほど愛し合い、そのまま私が寝落ちた(笑)

おかげで、蓮の花は瑞々しく輝き、絶好調。中居さんとの話しも順調に進みそうだ。






(しかし、私の体持つかな(笑)贅沢な悩みだけど)






「蓮伽さん、何で見てるんですか??」



「ふふっ、ご飯を自分の為に作ってもらえるなんて幸せだからだよ。」



「そんなニコニコしながら見ててくれるなら、僕、一生朝ごはん作ります。僕も蓮伽さんの為に作れるの嬉しいから。」




なんて幸せなお言葉!





「ありがと、そんな事言ってもらえるの幸せだよ。」



「いや、あの.....蓮伽さん?一生...に食いついて欲しいのですが(笑)」



「え?あ、ごめーん(笑)当たり前に思ってるから流しちゃったー!」






・・・・・・・・天真爛漫な蓮伽さんに今日も僕は参ってしまうのだ。






<あ~......ヤバい、やられた。>







そんな彼女の「美味しい!!」が聞きたくて、一生懸命、朝ごはん作っています。

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