第20話

久しぶりに会った夕陽サンは

私の事をそっちのけで、自分の恋バナに

饒舌になった。笑


恋って…色々、大変だ。



…あ、もう、こんな時間かぁ。。


「夕陽サン、…あたし、そろそろ」


「あら!?もぉ、帰っちゃうのぉ?」


「明日、朝早いんで…。また、来ますね!」


「えぇ♪いつでも、いらっしゃいな!

今日のは、お代は要らないわよぉぉ~♡」


「え!!そ、そんな…払いますよ!」


「いいの、いいの♪おめでたい日ですもの♡

晶ちゃん、恋。頑張りなさいよ〜!!」


「ありがとう、夕陽サン♪

ご馳走さまでした!頑張ります♡」



外へ出ると、風が少し冷たかった…


あたしは重い足取りで、帰路についた。

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