第3話

「杏奈、顔を上げてよ〜(笑)」


「は…はい!////」


弟のラオ様が、クスクスと笑っていた…(照)

あぁ、恥ずかしい!////

私の顔は…紅潮こうちょうしているのが自分でわかる////


「そんなに、緊張しなくても大丈夫ですよ」


ネオ様も…気遣ってくださった////

「はい、あ、ありがとうございます!」


「では、杏奈が今一番

気になっている事にお答えしますね。

我々が、"ふたり"居るのは…双子だからというだけ

ではありません。我々は、ふたりとも

示し合わせる事もなく、純粋に…杏奈を

儀式の相手として、選んだのです。」


「…でも、どうして"私"なのでしょう?////」


「そりゃあ〜タイプだからだよ♪」

ラオ様って…けっこうフランクな方だなぁ…////


「クスッ…(笑)」

私は、少し緊張感が解けてきた…ホッ。

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