No.1 ミナト

第56話

…ふーっ。あー疲れたぁ………。

僕は、やっと指名してくれていた

お客さん達を見送った。忙しかった~。


うぅ~!しかも、ちょっと飲み過ぎた…。

もう、早く帰って♪魅麓に会いたい♡


僕は、「ミナト」と、言う源氏名で、

ホストを始めて。…かれこれ1ヶ月も

経たないうちに「No.1」になっていた!

…まぁ、それなりに。僕を、敵視する

「元No.1」とかが居たりして…人間関係は、

難しい業界だから、気にはしていない。


それに、僕をスカウトした人は!!

なんと!この店の"統括"の役職に

ついている「レオ」さん。と、言う人だった!


統括のスカウトで入店した人に「ハズレ」は、

居ない無いらしく、

実際、僕は。あっという間に、No.1に

なれた。見た目と実力があったみたいだ♪


今日も、「シャンパン」を、何本も!

入れてくれる、お客さん達が来ていたから

かなり、稼げていると思う♪


「お~い!ミナト。お疲れさん!」

「あっ!レオさん、お疲れ様です!」


「お前、今日もシャンパンの数スゲーな!」

「あっ、ありがとうございます!」

「場内指名も、ハンパないしなぁ~!

やっぱ、俺の目は節穴じゃなかったな♪」

「本当、ありがとうございます!レオさんに

声掛けられて、良かったっす!」


「なぁ、ミナト。これから軽く

メシ食いに行かね?」

「…あ、あのぉ……。。」

「ん、無理にとは言わねぇよ!んじゃ、

また、な!お疲れさん!!」

「す、すんません!…お疲れ様でした!」


……(げ!アイツ、統括の誘い断ってるし!

調子こいてるよな……ヒソヒソ。)


他の、連中は。僕が統括のレオさんに、

気に入られてる事を、妬んで。

わざと、僕に聞こえる様に。嫌みを言う…。


もう、慣れた…。

僕は、あくまでも「仕事」を、している訳で

売り上げとか、No.1 とかに。

執着なんてしてないから、他の連中に

どう言われても!…気にしないと決めている


僕は、荷物をロッカーから取り出して。

「お疲れ様でした!」頭を下げて。

店を後にした。


はぁ!早く家に帰ろ~っと♪

魅麓が待ってくれている///♡


それに…今日は、シャンパンに

酔ってるせいなのか………無性に。

魅麓を…攻めたい気分なのだ~!////♡


あー。"立ちバック"で、ヤりたいなぁ~///

魅麓を後ろから…ガンガン突き上げたい♡


ヤバっ、あんまり想像すると…

すぐにでも、大きくなってしまいそうだ///笑


魅麓ぅ~♡待ってて~!

めちゃくちゃ!にしてあげるからね~////♡

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