調教

第52話

……。……………!?


俺は唇に、熱を…感じて……意識が戻った!

「…んーっ!!」

「お、意識が戻ったな。」


「…。」

俺は、唇をぬぐった。…同意のキスではない

勝手に、唇を奪った司を…睨み付けた!

「貴様…。ずいぶんと…変わったな。。」

「………変わったのは、司の方だろ!」


やはり、俺は。別邸の、あの部屋に

閉じ込められていた。

まだ、手足を拘束されてはなかったので

良かった。


「ほう…俺に口答えする元気もあるんだな!」

「当たり前だ!2年前。キッチリ別れただろ。

今更、俺を"玩具"にするなんて勝手過ぎだ!」


「…アハハハハハ!」

「な、何が可笑しいんだよ!」


「貴様は、ここで。俺の言いなりの玩具に

なるしかないんだぞ?

俺から、逃げられる…などと思うなよ? 」


俺は、ドアへと駆け寄り…ノブを回したが…

!?…開かない!……確か、中から出る時は

開くはずなのに!?


「…フッ。だから言っただろ。貴様は、

ここから。逃げられない!…とな。」

「……くっ!!」


「さて、そろそろ。調教の始まりだ!」

「!?…調教?そんな事させない!

もう、俺は…アンタの奴隷じゃない!!」


「…痛っ!!」

俺は、いきなり!司に頬を殴られた…。

「言う事を聞かないから、こうなるんだぞ。」


「…やはり、拘束しないといけない様だな。」


…俺は、かなり抵抗したが……。

"力"では、司に敵わなかった…。。

腕を、手錠で拘束されてしまった。くそっ!

「おい!さっさと…跪け!!」

「嫌だ!…言うこと聞くわけ無いだろ!」


「やれやれ。……世話のやけるヤツだ。」

ドカッ!!

「うわっ!…!?」

俺は、司に。足元を…蹴られて、

床に倒された…!

慌てて、起き上がろうとしたが…遅かった。

司が、俺に馬乗りになってきた!…うぅ!


……司は、既に硬くなっていた………。

「…口を開けて咥えろ!」

俺は、グッと口を閉ざして、開けなかった。

無理矢理、司が手で。俺の口を開けようと、

したが!…俺は、とっさに手に噛み付いた!


「くっ!?…貴様!!」

バシッ! また、顔を殴られた…。

「…っ!!」

「やはり、口は無理か……。じゃあ!

体を調教するしかないな。」

そう言うと、司は俺の服を脱がし始めた!

とにかく!めちゃくちゃ暴れて!

抵抗したら…!?

普通に脱がせるのが、無理だと思ったらしく

ハサミで!!服を切りだした!?


…結局、抵抗も虚しく。

……下半身を、裸にされた…。。


「……ほう、まだ。硬くなってないのか。」

俺は、大きくなどなっていなかった。

こんな!狂ったヤツに、欲情するわけない!


「フッ。面白い、特別サービスだ!

俺が、咥えてやる!…有り難く思え。」

…!?


司が!俺のモノを…咥えて、擦り始めた!

「……。……………。んっ!!」

クソッ!…気持ちとは裏腹に体は反応する!


「…大きくなってきたな。体は正直だな!

このまま、イカせてやるぞ?」


「…もう!!やめろー!」

俺は、足で。司を、蹴り飛ばした!!

「痛ってーな!!…貴様ーー!!

道具でも突っ込むぞ!?コラッ!!」


もう、絶対に。瑞季以外のモノを、

入れられるのは!絶対嫌だった!!


…瑞季。瑞季、助けてよー!!

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