状況判断

第44話

…「そっかぁ。。これは!怖くなるよね…。」


俺は、瑞季にケータイを渡して

着信履歴を見せ、留守電を再生させた。


「…ね。瑞季、怖くなるでしょ!?」

「んー。魅麓は番号変えられないんだよね?」

「うん。家族とか友達だけなら…って、

俺も、考えたけど…。色んな契約とか、

登録してる番号だから…なかなか難しい。」

「……そかぁ、、でも!本当。危ないな。

アイツの声や、話し方からして…。

魅麓と話せるまで、かけ続けそうだよね。」


……「どうしよう…。"登録外拒否"も、

考えたけど。それだと!司だけじゃなく。

何かの、状況で他の人達からの電話まで、

繋がらなくなるし……。」

「そうだよね。んーーー!!

…こうなったら、らちが明かない…。」

「……………うん。」

……「よし!!僕が、アイツと交渉するよ!」


「えっ!?…瑞季が?」

「うん!きっとさ、アイツ魅麓と会って。

話したいって、言うだろうから…。

条件付きで、許可させる!!」

「…?条件って?」


「先ず!僕が同席するのが絶対条件!!

んで、時間は昼間の1時間だけで!

会う場所も、

こっちが指定した場所にする!!」

「…応じる。かなぁ?」

「そりゃ、アイツ次第だよ!だってさ、

向こうの"都合"なんて関係無いし!

現に、魅麓に。自分の都合で、あれだけ

電話してきてるんだからね。」


「そうだよね。うん!…このまま。着信が

怖いのは嫌だし…な。」


「よし!!決まり。魅麓?いつにする?

早い方が、いいと思うよ!」

「そうだな…ん~と。明日なら…遅番だし、

時間が昼間なら。仕事前に済めば…大丈夫!」

「そっか!じゃあ僕、明日は休み取る!」

「え!!瑞季、そんな!…」

「いーの、いーの!だって、僕達の都合。

合わせてたら。遅くなっちゃうもん!」


「んじゃ。瑞季、場所どこにする?」

「…そぉだねぇ~。。魅麓の職場から、

離れてた方が良いよね!」

「うん!うん!…職場、知られたら…怖い。」

…「あ!前にさ。魅麓とデートで行った、

ショッピングモールのカフェは?どお?

あそこなら人が多いし!尾行されない!

んで、もちろん魅麓を職場まで送るからね!」

「うん♡ありがとな瑞季////…ちゅ♡」


……「もう///魅麓~!そんな事、してると

僕、押し倒しちゃうよ!?♡ 笑」

「……押し倒して♪瑞季様///♡ 笑」





「…♡////あ、ぁ~んっ!…んっんっー///♡」

魅麓は、今日。ずっと恐怖してたから…

僕のモノで…安堵してくれて////♪

めっちゃ!鳴いて////イッちゃいました♡



…あ!アイツに電話しなきゃだ!! 笑

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