嵐
第43話
……せっかくの休憩時間なのに…、
司の事が…気にかかって。…怖かった。
あんなに、
司が…切羽詰まった声で…、
俺と話したい事って……いったい何なのか?
あっ!瑞季にも連絡しとかなきゃ!
♪~…♪「もしもし?魅麓!?どしたの!
こんな時間に?なんか、あった!?」
良かった電話出てくれて。
「仕事中に、ごめんな。…あのさ、
また…知らない番号で。17件も…着信あって
留守電も入ってて……全部、司からの
伝言だったんだ………。瑞季、俺…怖い。」
「!?。アイツから17件も!?
……それ、ガチ危ないな。。
魅麓、仕事終わったら。すぐ家に帰って、
俺以外の電話には出ないでね!
帰る時も、気を付けてよ!…ゴメン、
もう電話切らなきゃ……」
「うん。わかった、気を付けて帰るよ。
瑞季の帰り待ってるから。…じゃ。」
……ふぅ。瑞季に、知らせたら。
少し、ホッとした。
さて。俺も仕事戻るか……やる気無いけど。
「お疲れ様でした!」
俺は、やっと仕事が終わり。制服を着替えて
ケータイを…。見ようとして、やめた…。
…また、着信あったら……怖くなるから。
とにかく、早く家に帰って。
瑞季の、帰宅を待つ事にした。
「…瑞季、まだかなぁ~。…グスッ。ウゥ。」
あれから、着信は…無いものの。
やはり。怖い事に……変わりは無かった。
♪~~♪~~♪…!?
あー、ビックリしたー!この着音は瑞季だ♡
「もしもし?瑞季~!」
「魅麓~!今、コンビニの辺りだからさ!
もう少しで、家帰るから、待ってて♡
あ、何か食べ物とか…飲み物欲しいのある?」
……「瑞季が、欲しいー!!早く、
ギュッってしてもらいたい///♡」
「……////♡も~、魅麓~可愛い!!
急いで帰るよー!じゃ。あとでね♡」
「うん!待ってる♪」
―数分後―
「ただいまー!魅麓~!!」
…タタタッ!……!!
俺は、瑞季に抱き付いた////♡♡♡
「……瑞季~。ウゥ。…グスッ。ウゥ。」
「よしよし♡魅麓。怖かったね…
でも、もう泣かないでいいよ?
この瑞季様が!守るから!!ね♡」
「うん!……ちゅ////♡」
「……もぉ~////魅麓った…「ちゅ~♡////」
俺は、もう瑞季に抱き付いたまま////
キスの嵐だった♪♡♡♡
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