帰宅

第27話

………帰路は、重苦しい空気しかなかった。


何か、話そうとすると…

司は「…黙れ。」としか、言わなかった。


そして、家の近くで車は止まった。

「……降りろ。」

それ以外、…何も言わず、

司の車は闇夜に消えていった………。


…はぁ。…これから、どうしたら良いのか

全くわからない。。

「……もう、この関係は終わりなのかなぁ。」

とぼとぼ…と、家に帰った………。


合鍵で、家に入り。…そのまま、

部屋へ入ると…!?


「…瑞季?!」

「お帰りなさい♪お兄ちゃん☆」

…「お前、こんな時間まで……。」

「しーっ!…お母さん、起きちゃうよ。」

「あっ、…そか。」


俺達は、小声でひそひそ話。

「瑞季、こんな遅くまでどうした?」

「……///お兄ちゃんの帰り、待ってた♡」

「それは、嬉しいけど…瑞季。

明日、学校だぞ。遅刻するから早く寝な?」

「…むぅー。……だって眠れないんだもん///」

……「瑞季。…何で、顔紅くなってんだ?」

「!?…だって!…も~お兄ちゃんの鈍感///」


え。…司にも、同じ事言われたなぁ。

…俺って、そんなに察しが悪いのかなぁ?

って…あ!?////…瑞季は俺としたいのか!?

だから、待ってたんだ!////(←今頃。笑)

……とは言え、母さん居るしなぁ。。


ハッ!…いかん。さっき、司に

たしなめられたばかりなのに…。

もう、瑞季を……攻めたい欲望が!!


司。…か、嘲笑されて…冷たくされて。

…なんか、もう俺。自暴自棄だ。。


動機が不純で…。瑞季には、

申し訳ないが、ヤらせてもらう!


……「…瑞季。声出すなよ?」

瑞季は、コクッと頷いた。

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