男
第3話
「…ちゃん!お兄ちゃん!みろくぅ~!」
……んんー…?ふぁ~。眠い。
弟の
俺を、起こそうとしてる…。
…目覚まし時計を、ぼんやり見ると
まだ、5時半。眠いはずだ…。
「…瑞季?どしたの?」
ふぁあ~。欠伸が止まらん。眠い。
……「…なん…か、変な気分で目が覚めて…
そしたら……下着がすごい…濡れてて……。」
!?…っ。一気に、目が覚めた!!
ついに!瑞季が…
俺は、ガバッ!と起き上がり…
不安げな瑞季の顔を見て、両肩に手を乗せ
「心配しなくていい。…それは、瑞季が
【男】になった証だよ。」
「おと…こ?////」
瑞季は、頬を赤く染めて。少し震えていた。
くぅ~!!我が弟ながら、コイツ可愛すぎるだろ!//// 俺は、思わず抱き締めた。
「…!?お、お兄ちゃん…。苦しいよぉ////」
「いいの!少しくらい我慢しろよ~♪」
俺は、ずっとずっとこの日を待っていた!!
瑞季が小さな頃から、俺好みの子になる様、
育ててきたんだ!嬉しいに決まってる♪
しかもだ!瑞季自身も、俺を慕っていて。
俺好みになりたかったらしくて////
恥ずかしさや戸惑いも、あったであろうが、素直に俺の思う通りに育ってくれた♪
実に、素晴らしい!!
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