青き春を売る 【完】―BL―

第43話

第43話

｢御世話になりました！｣

やっと、ミナトの退院の日だ♪

ミナトは、先生や看護師さんに

挨拶していた。

｢リュウ～！帰ろうか♪｣

｢挨拶、全部終わったのか？｣

｢うん！｣

俺達は、タクシーで

ミナトのアパートへと帰ってきた。

｢ミナト～、この荷物どこに置けばいい？｣

｢あ、それは洗濯機の近くで良いよー。｣

……｢うわぁ！？｣

｢どした！ミナト！？｣

｢冷蔵庫の、食料全部…賞味期限きれてる…｣

｢は？……もー！ビックリさせんなよぉぉ！｣

｢だってぇ。もったいないから…。

僕の、プリンがぁぁー！！｣

｢プリンなら、俺が買ってやるからさ♪｣

｢いいの！？やったぁ♪｣

ミナトの記憶は、まだ戻ってないが…

元気は！だいぶ戻ってきている♪

｢…あ！｣

｢……今度は、どしたー？｣

｢…///え、あ、いや！何でもない///｣

｢ミナト…顔赤いぞー！(笑)｣

…たぶん。エロい。。

｢アニメのDVD｣を見付けたんだろう(笑)

さてと！部屋の片付けも終わり、

後は洗濯物を洗うだけ…か。

｢なぁ！ミナト、俺そろそろ腹へった！｣

｢そだね！僕もお腹空いたー！！｣

｢スーパー行こうぜ～♪

プリンも買ってやるからさ！｣

｢うん♪｣

｢あ、…でもさ、まだ右腕が、痛いよな？

料理するのは無理だろ？

なんか…おにぎりとかサンドイッチとか

左手で食べれるモンが、良いよな！｣

｢うん、そっちが助かる♪｣

｢じゃ！コンビニ行こうぜ！｣