第17話

第17話

深夜。

俺はいつもの街で、ある程度稼いで

マンションに帰って来た…。


最近は、ミナトの所には行ってない。



一緒に居たい気持ちは、あるのだが……

"大人達の玩具おもちゃ"である自分に、嫌悪感が

増すばかりで…苦しくなるから。。



…ん?鍵開いてる。白木さん来てんのか。





「君の引き取り先が決まりましたよ。」



…「えっ?!」

それは突然の知らせだった。




「どうしても、君を育てたいと言う

人物が居ましてね、譲る事にしました。」


俺を…育てる?どーゆー事なんだろ?……


「日取りは明後日なので、荷物をまとめて

準備をしておいてください。」


「……はい。」


今度はどこに…引き取られるんだろう。

不安になってきた、、


やっと!白木さんから離れられるのは

嬉しいけど…もっと酷い扱いになる

可能性もあるのだから……。


はぁ、、俺はいつまで"性玩具"なのだろう。

早く自由になりたい…。


ってか、"自由"なんてあるのだろうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る