第16話

第16話

―次の日 別荘にて―



…俺の気分は、最悪で

吐き気と、逃げ出したい気持ちを

抑えるのに精一杯だった。。


でも、逃げる事は許されない…


俺は…首輪を付けられ鎖に繋がれていた。


パーティーのゲスト達は、素性すじょうを隠す為に

皆、"仮面"を付けている。


俺には、全員が…けだものにしか見えない。


白木さんが、そのゲスト1人ずつに

軽く挨拶をして回る。



…そして、いよいよ"プレイ"が始まった。。



息遣いの荒い獣達が、俺をもてあそ


重なる肌が気持ち悪い

身体からだを、舐め回す舌が…おぞましい…。


俺は、とにかく

早く終われと願うしかなかった…。



そして、プレイが終盤になり

獣達が…それぞれ果てて終わりだした頃。


1人だけ服を着たままで、

見ているだけの男が居る事に、気が付いた…


……?

何で、あの人なにもしないのかな?

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