第15話

第15話

…やっと"お仕置き"が済んで、

満足した白木さんが、言った


「今日は、凄く抵抗しましたねぇ。

とても楽しめましたよ♪

…元々、君は幼少の頃から、

あまり抵抗しない子だったのに!

何があったのでしょうね?」


「……別に。なにも。」

「そうですか……では♪明日の夜!

別荘でパーティーを、開催しましょう!!」


「えっ!?…別荘は、こないだ…「黙りなさい

これは君の、あるじである私の決定事項ですよ!」


「…はい。」


そうだ…俺は…、ただの玩具にすぎないんだ

俺の、意見など通らない…。


これが現実だ。



ミナトの腕の中で…甘い夢を見て

救われた気がしたが……。


それが、やけに胸を苦しめた。


きっと、

神様なんて…居ないんだろうな…。

じゃあ。なにをどう祈れば、願えば……

俺は、救われる?





ミナトに、会いてぇ…

抱きしめて、優しいkissをしてくれ。。

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