第68話

「ふーん。そうなん?じゃぁ、山崎の水着姿見て何も思わんの?」




答えようとせーへん成宮にムカついて質問変えて聞いてみた。




これで、自分の彼女の水着姿見て何も思わん言うたら、逆にドン引きやし。




「それは……」




成宮は恥ずかしそうに俯いて言葉を濁す。




ちゃっかり白の水着チョイスしてるくせに何を照れとんねん。




「いやいや、付き合って1年も経つ彼女のことで照れられても」




「な、名倉……! からかわないでよね!」




成宮に突っ込んだら山崎が横からギャーギャー騒ぎ立ててきた。




「煩いな。あ、白の水着って透けるって知ってた?山崎のアレちょっと透けて見えてる」




「えぇっ?嘘?」




「嘘や」

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