第67話
「名倉の変態……」
「名倉君のスケベ……」
山崎と凛ちゃんが水着ギャルを目で追い掛けてた俺を軽蔑の眼差しで見つめてくる。
「いやいやいや! ちょっと待てや! 何で俺限定なん?拓真君も言うてたやんけ?」
「だって、拓真君は冗談に聞こえるけど、名倉が言うと本気に聞こえるんだもん」
納得いかん俺に山崎はスパっとキツイ一言を言い放ってくる。
何やねん。
本気に聞こえるって。
……メチャクチャ本気に決まってるやろ。
「水着ギャルにテンション上がって何が悪いねん?男なら普通やろ。な?成宮」
俺はニっと笑って成宮に話を振ったった。
成宮が言うたら山崎も納得すると思うし。
「別に、俺は……」
でも、成宮は真面目ぶって首を横に振る。
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