第58話

こんな風にされる意味が分からなかった。



でもそれはアタシには刺激が強すぎた。


滴りそうな唾液を必死で飲み込む。



油断するとサツキと繋がっているそこから何かが溢れ出そうだった。



「も、もうっ……止めてよう、」



「止めてじゃないでしょう?」



なに、言いたいんだサツキは!



「他に言い方があるよね。」



「ん……ッ!!」



サツキは律動を早くする。



「イキたいんでしょう?だったらそう言えば。」



なんでサツキにそんな事っ…、

この男は隠れSかっ!

これが本性なのか!?

優しく見せておいて……、




「俺しか考えないで?、今だけでいいからっ……」



そんなサツキの言葉を朦朧と聞きながらアタシはイってしまった―――――。

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