THE WAY I FEEL ABOUT YOU 15
第62話
律と出掛けるのは本当に久しぶりでなんだかソワソワしていた。
「はな、買い物終わったから何処かでお茶する?」
「うん、もうそこのファミレスでいいよ。」
アタシ達は初めて入るファミレスのドアを開けた。
案内されたのは窓際の席だった。
平日もあってかお客は家族よりも女性客が多いなと感じた。
アタシと律はアイスコーヒーを注文する。
「大丈夫?疲れてない?」
「大丈夫、もう元の身体に戻った感じ。」
アタシは笑って見せた。
律も薄く微笑む。
……きっとまだ彼に心配掛けてる。
分かってるんだけど、心が思うように復活出来なかった。
出産する事はそんな簡単じゃなかった。
アタシも前向きに行かなくちゃ!
と、自分に言い聞かせた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます