THE WAY I FEEL ABOUT YOU 14

第56話

「…律先生、迷惑かけてスミマセン。」


俺が昼食を取っていると野宮さんが隣のテーブルに座った。


「なに?はじめは誰でもそうなんじゃないの?」


彼女なりに悩んでるんだ。

それは良い傾向だけど。



「でも、アメリカにいた律先生は…やっぱり凄いと思いました。アタシも律先生みたいになりたいって思って来たんですけど…。」



まああの時期はがむしゃらにただ働いてきただけなんだけど。



「アタシは先生とエリー先生が本当に憧れだったんです。なのに律先生はいきなり帰国してしまうし…」



「あのね、野宮さん君本当に何しにきた…」



俺が呆れたように彼女の方を向くと、



「アタシは、律先生が好きです。学生の時からずっと。」

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