THE WAY I FEEL ABOUT YOU 14
第56話
「…律先生、迷惑かけてスミマセン。」
俺が昼食を取っていると野宮さんが隣のテーブルに座った。
「なに?はじめは誰でもそうなんじゃないの?」
彼女なりに悩んでるんだ。
それは良い傾向だけど。
「でも、アメリカにいた律先生は…やっぱり凄いと思いました。アタシも律先生みたいになりたいって思って来たんですけど…。」
まああの時期はがむしゃらにただ働いてきただけなんだけど。
「アタシは先生とエリー先生が本当に憧れだったんです。なのに律先生はいきなり帰国してしまうし…」
「あのね、野宮さん君本当に何しにきた…」
俺が呆れたように彼女の方を向くと、
「アタシは、律先生が好きです。学生の時からずっと。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます