THE WAY I FEEL ABOUT YOU 7
第24話
「冬弥、何処に行ってたんだよ。今からAMIが来るんだけど俺PCIに入るから頼んでもいい?」
「はいはい、どうぞ。」
…珍しく冬弥が俺のいうことを聞いた、ちょっとビックリする。
「…院内から離れてたのか?」
そう言うと着替えながら俺を見る。
「ああ、大事な用事があったからな。律はないのか?大事な用事が。」
「医師が勤務場所から離れるなんて考えられないんだけど。」
「ああ。そうだな。でも今日は出て良かったと思ってる。」
冬弥は救急センターに向った。
俺は溜息をつく。
…俺だってホントは明日入院するはなの傍にいたいと思ってる。
だけど俺は私情でどうこう出来る立場じゃない事はイヤでも分かっているから―――。
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