THE WAY I FEEL ABOUT YOU 5

第16話

俺は治療を早くすすめる方が良いと判断し、その晩はなに伝えることにした。



「今日ね、検診行ってきたんだけど大丈夫みたいよ?」



はなは安心した顔でソファーに座る。



「はな、ちょっとこっちに来れる?」


俺はわざとダイニングテーブルに座るよう促す。



「ええ?今座ったばかりなのに?ココじゃダメなの?」



「ダメだから言ってる。大事な話なんだ。」



「…うん?」



はなは俺の言動にただ事ではないと感じたのかソファーから立ち上がる。



「何かあったの?」



俺は見せたくない用紙を彼女が椅子に座るのと同時に見せる。



「…なに、これ。同意書…!?」

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