THE WAY I FEEL ABOUT YOU 4
第12話
「水沢君が来てくれるなら安心だね。」
アタシは先にベッドに入って雑誌を読んでいる律に近づいた。
「どうしようか、はなと水沢さん俺が引き抜いたみたいで会社からクレーム来そうだよ。」
律はアタシがベッドに入るのを確認すると部屋の電気を頭元のスイッチで消した。
「…律、大好きだよ。」
「…はな、熱でもあるの?」
律はアタシの額に手を置く。
「は?なによ、たまにはそう言いたい時もあるの!」
後から考えたけどホントどうして恥ずかしげもなく言ってしまったのかな。
ただ律の周囲が明るくなることがうれしかった。
彼自身の環境があまり幸せでない分、アタシは大事にしたいと思っている。
律との生活を。
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