第11話
マンションに帰ると水沢さんが居た
「すみません、わざわざ来てもらって。」
「別に、俺こういうの好きだから。澄田にはパンフレット見せたよ。」
水沢さんははなを旧姓で呼ぶ
それがなぜか新鮮に感じた
以前は自分もそう呼んでたから
「院長には電子化の話はしています。いずれは絶対必要だから導入の方向で進めて良いと。」
「あ、そうなんだ?じゃあ打ち合わせ早い方がイイね?」
「できれば…。だけど業者をどうするか、院内にSEがいない分人選から、」
「俺を雇ってくんない?」
「それいいね!!」
キッチンからはなが叫んだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます