第48話
「え?なに?」
全員がその光の矛先に振り向く。
どうやら扉が蹴破られたらしい。
そして、蹴破られたらしい扉の外には、髪の色が金色の眼鏡をかけた男の子が立っていた。
「誰……?」
「誰だ?お前……」
眩い光とともに現れた眼鏡君を、親衛隊の面々は凝視する。
「………」
その男の子は、眉間に皺を寄せると、何も応えずに倉庫の中に入って来た。
「え?」
そして、何故かだんだん私に近付いてくる。
「誰だって聞いてるよな?」
それを、許さないと言わんばかりに親衛隊の男の子の1人が、眼鏡君の肩を掴んで止めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます