第46話

「………」




言葉が見つからない。




愛想笑いを浮かべることも出来ないくらい、ドン引きしてる。




リーゼントでヤンキーな風貌で、どうして戦隊系のポーズを決めているのか?




それに夜露死苦って、ヨロシクでいいんじゃないの?




それと親衛隊ってなんなの?




1つ1つに疑問が募る。





「………とにかく番号は教えられません」




相手をするのが疲れそうだと思った私は、親衛隊の人達に単刀直入にお断りの言葉を述べた。





「そんなこと言わずに……お願いします!」




拒否する私に男の子たちは3人揃って頭を下げてくる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る