Lovesick 3
第7話
山本さんの言動で浦崎先生がそこまで怒るなんて。
「それで?カーソル合わせたわ。彩さん?」
「あ、それでクリックしてみてください。」
私は麻酔科医局にいる藤田先生のスライド作成のお手伝いを何故かさせられていた。
「良かった、彩さんがあと半年もいてくれるなんて。」
藤田先生は嬉しそうに言ってくれた。
「はあ……、どうも。」
「なに、彩さんは全然嬉しそうじゃないわね?」
嬉しいわけがない!
1日も早くこの大学病院から出ていきたいのに!
「浦崎先生と家でも職場でも会える……ことはないか。最近浦崎先生病院泊まりだから。」
ふとホワイトボードを確認すると浦崎君は今日は外来勤務だった。
もしかして今日会える?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます