第17話
お互い食事の好みだって違う。
私は主に和食、浦崎君は洋食好き。
食の趣味も大切。洋食も好きだけど家であまり作ることはないからタブレットを師匠にしている。
結構ひとり暮らしが当たり前だった私には試練。
誰かのために行動するのは嫌じゃない。
喜んで貰えると素直に嬉しい。
だけど、
「·····無理しなくていいよ。」
食器の片付けを終えるとお風呂から出てきた浦崎君がそう言った。
「あ、そう見えます·····?」
そう言うと彼は笑って、
「菜々に家事をして欲しいために一緒に暮らし始めたわけじゃないから。」
·····でも現実そうはいかないと思うんだよね。
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