Lovesick 6

え、お風呂に一緒に入る？

本気で浦崎君は言ってるの？

「あ、なーんて、冗談だから。」

そう言って私の横を通り過ぎて部屋を出ていった。

冗談とか止めてくれるかな!?

ビックリして動悸止まらないんだけど。

·····同居って難しい。

探り合いではないけど自然に生活するのって、私にはまだ早すぎたのかもしれない。

浦崎君はもしかして誰かとそういう経験があるから何も思わないんだろうけど·····。

お風呂だって一緒に入ったり、夜は一緒のベッドで眠ったり·····。

·····私、ちょっと無理かも。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい