第3話
彼の朝は忙しい。
シャワーを浴びると朝食の準備をする。
朝から昼間みたいに動ける人だった。
私は血圧が低いのかアタマがはっきりするまで時間がかかる。
だけど彼と一緒に暮らし始めるとそうはいかない。
「浦崎君·····上に何か着てくれない……かな?」
「え、あ·····ごめん、シャワー浴びた後は暑くて何も着たくないんだよね。でも菜々は嫌だよね、分かった服着てくる。」
嫌というか半裸とか朝からかなり刺激が強いんです。
動悸が止まりませんから。
私、大丈夫?
何気にため息が出ていた。
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