Lovesick 21
第61話
どうして!?
お昼だから遮光カーテン閉めてほしいんだけど……っ、
「菜々の身体、ぼんやり見えるのもそそるんだけどね。」
「……悪趣味です。」
そう言うと浦崎君は意地悪そうに笑った。
汗ばむ彼の身体は綺麗で勝手に触れると怒られそう。
「どうして自分から触れようとしないの?」
あ、バレてる。
「だ、だってそんな余裕ないくらい、」
翻弄するし、貴方は。
「……っ、あ、」
いきなり浦崎君が動くから思わずしがみつく。
もう何回イカされちゃったの、私は。
「菜々っ…、」
「う、うん?なにっ……、」
こんなタイミングで名前を呼ばれると少し切ない。
「好きで……、おかしくなる。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます