第226話

数分後、扉がノックされ、純夜の声が聞こえた。



「叶斗」



「入れ」



部屋に入り、千花の状態を見て、呆れている。



「はぁ…今度は銃かよ。お前千花傷つけんの止めろよ」



「………俺が自分の女に何しようがテメェに関係ねぇだろ」



「そうだけどさ。流石に1発ずつ両足はねぇだろ、女だぞ。これ以上キズ増やして何がいいんだよ」



何もいいことはねぇけど、純夜から視線を逸らす。



「傷の状態を見せて。処置するから」



「…あぁ」



辛そうに寝てる千花を横目で見た。

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